一級葬祭ディレクター 家族葬 花*花の内山晃孝と申します。
今回は『受付』のお話をしてみたいと思います、家族葬が一般化して受付も以前と比べて難しいことは無くなってきましたが受付の所作は特に社会人に成ってからは知っておいて損はない事だと思います、なるべくまとめて書いてみたいと思いますので参考になればと思います。
・『受付』を頼まれたら
喪主(遺族)の方から受付を頼まれた場合は明確に返事をするようにしましょう、受付は喪主(遺族)に代わり参列者に対し一番最初に対面する場所になりますので頼む際にも「引き受けて貰える事を前提」として依頼してきています、もし引き受けられない場合すぐに他の方を手配しなくてはならない為、『引き受けます』『申し訳ありませんが引き受けられません』と返事をした方が良いでしょう。
・『受付』を引き受けたら
受付の役員を承諾したら必ず場所と日時を間違えない様に控えておきましょう、特に持っていかなければならないものや集合時間と終了時間はメモに取り復唱して誤りのないようにしておきましょう。
・『受付』の服装
男性女性とも基本的には華美にならないよう略礼服・アンサンブルを選ぶようにしましょう、出来れば時計やベルト、靴等も控えめなものが良いでしょう、また女性の場合は礼をする事が多い場面ですので髪の毛はまとめておいた方が良いでしょう。
・『受付』の基本姿勢
葬儀会場によっては受付に椅子が準備されている場合が有りますが基本的には『立ち姿勢』で対応します、空いた時間に休憩程度に腰を下ろして頂くのは構いませんが座ったまま対応することは無い様にしましょう。受付は『複数人』で、担当している人間が『同じ対応』をし集合は『遅刻厳禁』です、必ずしも自分の顔見知りだけで受付が行われるわけではありませんのでスケジュールをしっかりと把握しておくようにしましょう。
・『受付』での挨拶
『受付』は喪主(遺族)の立場に立って行われます、特に規模が大きくなるほどに受付役員は重要な顔役になるのでしっかりと挨拶が出来る様にしておきましょう。
1.弔問(会葬)者が受付に到着したら
『お忙しい中ご参列下さりありがとうございます』
『恐れ入りますがこちら(あちら)でご記帳(きちょう)をお願いいたします』
2.お香典を差し出されたら
『お預かりいたします』
お香典を辞退している場合には『恐れ入りますが、故人(遺族)様の遺志(遺志)により、
お香典はご辞退いたしております』
3.粗供養やお香典返しを渡す場合
『こちらは粗供養(お香典返し)でございます』
案内をする際には『手差し』をして預かり物やお渡し物をする際には『両手』で行うと良いでしょう。
・お香典を辞退する際の注意
喪主(遺族)の方から『お香典は断ろうと思います』などと言われている場合は絶対に受付でお香典を預からない様にしましょう、一人でも預かってしまうと『あの人は良くて、私のはダメなのか』と後々もめる原因になってしまいます、対応に困った際には近くにいる葬儀社のスタッフに任せると良いでしょう。
・『受付』上級者のポイント
受付の準備・説明などはほとんど葬儀業者の方で整えてくれています、次にあげるポイントを抑えておくとスムーズに受付作業を行えます。
1.『お手洗いの位置』
2.『葬儀業者のスタッフの顔』
『1』は自分が行く場合もありますが、参列された方から不意に聞かれることがあります。『2』は困った際に対応を任せることが出来ます。
受付の方法は地域や葬儀業者によって様々なやり方があります、お香典などの現金を預かったりすることもあり『遺族と葬儀屋さんの中間』の様な立ち位置になります。説明を受ける際にはしっかりと聞いてその場で分からないことがあればスタッフを捕まえて質問すると良いでしょう。ここに書いたこと以上に細かなマナーやルールがありますが、ご質問やご意見がございましたらコメントを頂ければと思います。
ご拝読いただきありがとうございました。
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