一級葬祭ディレクター 家族葬 花*花の内山晃孝と申します。
今回は『日延べをする』のおはなしです。
・『日延べ』とは
お亡くなりの日か、その翌日がお通夜、そして通夜の翌日が告別式とお考えの方が多いと思いますが、通夜葬儀までに日数が長くかかる場合が有ります。通夜葬儀を行うまでの間を『日延べ』や『仮通夜』などと呼びます。
・『なぜ』日程が延びるのか
お葬式までの日程が延びる場合には様々な場合が考えられます。
1.火葬場の予約…火葬場はご葬儀が発生してから順次予約をさせて頂いております。その為、その日のご予約が埋まっていたり希望する日時にご予約が出来ない場合には日程が延びる場合が有ります。
2.聖職者の予定…菩提寺など聖職者を呼ばれる場合にはそちらのご予定も考慮しなくてはなりません。葬儀社に於いてご紹介をさせて頂くような場合であれば、ご家族のご希望に沿った形でご紹介をさせて頂けます。
3.参列者の都合…通夜葬儀にあたり、ご家族やご親戚の方がお仕事や学校などの都合で参列が出来なくては意味がありません。「土日でなければ参列できない」「平日の方が都合が良い」「遠方から駆け付けるため○日は延ばしたい」と言ったご要望により日程が延びる場合が有ります。
他にも様々な状況はありますが、どちらにしても『ご遺族様のご意向』を出来る限り優先して日程を決めていきます。何の説明もなく「この日は無理です」と言う業者さんがいる様でしたら要注意です。
・日延べをした場合に
通夜葬儀までの日程が延びる事で「個人とゆっくりお別れが出来る」「葬儀には出席できないがそれまでの間に会いに行くことが出来る」「葬儀に関してじっくり考えることが出来る」と言った事が考えられます。逆に日程が延びる事で「心情や体調の負担になる」と捉える場合もありますので、日延べには一長一短があります。
また、日程が延びる事でその間の冷却材(ドライアイスなど)の処置の追加や安置施設の使用料などが発生する事が考えられますので、追加費用も考慮して葬祭業者と打ち合わせを行いましょう。
まとめ
私がお葬式に携わる地域ではお亡くなりから、平均して2~3日中に葬儀が行われます。3日以上日延べする場合には「そんなに延びるんですか?」と言われる事がよくありますが、実際にお過ごしいただくと「永い様に感じましたがあっと言う間でした」「この日程で良かった、ゆっくり過ごせました」「逆にもう少しあっても良かった」と言うお言葉の方がよく聞かれました。お葬式の日程は一度決めてしまうと火葬場・聖職者・親族などに連絡してしまう為、変更する事がとても難しくなります。大切な方がお亡くなりになられてすぐの状況ではありますが、ご自身の希望はどんな事でもしっかりと伝えられるように、またしっかりと聞く体制が出来ている葬儀社を選ぶようにしましょう。
ご拝読いただき、ありがとうございました。
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