一級葬祭ディレクター 家族葬 花*花の内山晃孝と申します。
前回からの続きで本日も仏教のお話、今回は『曹洞宗』について書いてみたいと思います。前回同様ふんわりと語ってまいりますので、温かい目で見てやってください。
・『曹洞宗』とは
曹洞宗は鎌倉時代に「道元禅師」が開いた宗旨になります。ご本尊は「釈迦牟尼仏(お釈迦様)」で「南無釈迦牟尼仏」とお唱えします。曹洞宗には大本山が二つあり、一つは福井県にある「大本山永平寺」、もう一つが横浜市にある「大本山総持寺」になります。
・『禅宗』とは違うの?
よく当家の宗旨を尋ねた際に「うちは禅宗です」と言われることがありますが、禅宗と言うのは曹洞宗や臨済宗、黄檗宗と言った「禅を旨とする宗旨をまとめた総称」であって、禅宗と言う宗旨があるわけではないのでご注意ください。
・『お焼香』の作法
曹洞宗でのお焼香は左手に数珠を持ち、一回目は右手の人差し指・中指・親指の三本でお香を摘まみ『額元まで掲げてから』香鉢にくべます、二回目は『額元まで掲げずに摘まんだまま』香鉢にくべます、その後両手を合わせて合掌・礼拝してください。
・お葬式の特徴
禅宗のお葬式では主になる導師の他に役僧(脇につく僧侶)が付き、鳴物を使用する場合があります、また葬儀式の中で仏弟子となる為の『剃髪の儀』を行います(実際に頭を剃る事はせずフリだけの場合が殆どです)。
禅宗では引導の際に大きな声で『一喝』を行います、ご住職によってはかなり大きな声でされるので式中に驚いてらっしゃる方を見掛けます。そんな時には『皆さんお疲れなんですね』と心の中で合掌しております。
ご拝読ありがとうございました。
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